不動産防犯意識調査】入居者の約8割が求める「引き渡し前の盗聴・盗撮検査」。不動産会社の対応状況とサービスギャップ

2026年最新賃貸防犯リサーチ

【不動産防犯意識調査】入居者の約8割が求める「引き渡し前の盗聴・盗撮検査」。不動産会社の対応状況とサービスギャップ

共同調査・監修:名古屋盗聴盗撮調査センター(運営:株式会社アジア危機管理サービス)

Summary 調査結果の要約
  • 潜在ニーズ:お部屋探しユーザーの78.5%が、入居前に不動産会社側で「盗聴・盗撮の検査」を実施してほしいと望んでいる。
  • 説明の欠如:物件案内時、不動産会社から盗聴・盗撮リスクや対策オプションの説明を受けた経験があるユーザーはわずか12.0%に留まる。
  • 付加価値への期待:「盗聴・盗撮検査済み物件」であれば、周辺相場より家賃が2,000円〜3,000円高くても「そちらを選びたい」と回答した人が54.0%に達した。
  • 仲介会社への本音:81.5%のユーザーが、契約時の「入居前オプション」としてプロによる盗聴・盗撮調査が用意されていれば、加入を前向きに検討すると回答。
調査主体 名古屋盗聴盗撮調査センター 調査期間 2026年5月
調査対象 直近3年以内に賃貸契約を結んだお部屋探しユーザー200名 調査方法 オンラインインサイト調査

■ アンケート調査結果(全12設問と詳細データ)

Q1. 賃貸物件を借りる際、オートロックや鍵交換以外の「室内の防犯(盗聴・盗撮)」を意識したことはありますか?
ある(非常に意識した・少し意識した)
74.5% (149人)
ない
25.5% (51人)
Q2. 賃貸物件の引き渡し前に、不動産会社やオーナー側で「盗聴・盗撮器の専門検査」を済ませておいてほしいと思いますか?
実施しておいてほしい(必須・できれば)
78.5% (157人)
どちらでもよい・不要
21.5% (43人)
Q3. 直近の物件契約時、不動産会社から「室内の盗聴・盗撮リスク」についての説明や注意喚起はありましたか?
説明は一切なかった
88.0% (176人)
説明やパンフレットでの案内があった
12.0% (24人)
Q4. 「プロによる盗聴・盗撮検査済み」と明記された物件があれば、他の類似物件よりも入居の優先度は上がりますか?
優先して選びたい(強く・できれば)
83.5% (167人)
変わらない・気にしない
16.5% (33人)
Q5. 家賃が周辺相場より月額2,000円〜3,000円高くても、「検査済み物件」の方を選びますか?
高くても検査済みを選ぶ
54.0% (108人)
同じ家賃でなければ選ばない(価格重視)
46.0% (92人)
Q6. 契約時の「入居前オプション(任意・有料)」としてプロの調査プランがあれば、加入を検討しますか?
前向きに検討する
81.5% (163人)
検討しない(不要)
18.5% (37人)
Q7. 不動産の「入居前クリーニング(清掃作業)」が行われていれば、隠しカメラや盗聴器も一緒にチェックされていると思いますか?
なんとなくチェックされていると思っていた
61.5% (123人)
清掃だけで電波や機器の検査はしていないと思う
38.5% (77人)
Q8. 入居後に万が一、室内から盗聴器や隠しカメラが発見された場合、不動産会社や大家さんへの信頼度はどうなりますか?
著しく低下する(退去や損害賠償を検討)
86.5% (173人)
仕掛けた犯人が悪いので不動産会社は責めない
13.5% (27人)
Q9. 不動産賃貸において、最も防犯対策(検査)を強化してほしい物件種別はどれですか?
単身者向け(ワンルーム・1K)
64.0% (128人)
オートロックなしの低層アパート
22.0% (44人)
ファミリー向けマンション・一戸建て
14.0% (28人)
Q10. 空き室期間中(前の住人が退去してから自分が契約するまで)に、第三者が室内に機器を仕掛けるリスクがあると思いますか?
あると思う(工事業者や内見者など)
71.5% (143人)
管理キーがあるためリスクは極めて低いと思う
28.5% (57人)
Q11. 不動産会社が「防犯(盗聴・盗撮)に強い会社」として差別化を図っている場合、店舗選びの決め手になりますか?
なる(信頼できるため相談したい)
66.5% (133人)
店舗の防犯姿勢はあまり気にしない
33.5% (67人)
Q12. 契約時、不動産会社から勧められたら「加入(購入)してもよい」と思う防犯サービスは何ですか?(複数回答)
入居前のプロによる盗聴・盗撮調査
73.0% (146人)
ディンプルキー等へのハイグレード鍵交換
51.5% (103人)
窓の補助錠や防犯フィルムの施工
34.0% (68人)

■ 不動産業界が知るべき「空き室リスク」と賃貸防犯の盲点

「入居前クリーニング済み」の物件に潜む罠

アンケートでは61.5%のユーザーが「清掃時に盗聴器などもチェックされている」と誤解しています。通常の退去・入居前クリーニングは表面的な清掃業務であり、電波測定やコンセント内部の分解確認は行いません。この認知のギャップが、入居後のトラブル発生時に不動産会社への強い不信感(86.5%が信頼失墜と回答)へと繋がっています。

「空き室期間」に発生する第三者の侵入リスク

ユーザーの71.5%が懸念している通り、前の住人が退去した後の「空き室期間」は防犯上の空白地帯です。リフォーム工事業者、クリーニング業者、さらには内見を装って鍵を入手した第三者が、コンセント内部や火災報知器に機器を仕込む事例が実在します。管理キーの運用だけでは、室内のデジタル盗聴器やWi-Fi型隠しカメラの設置を防ぐことはできません。

不動産リスクマネジメント監修・解説

森山 幸雄(Yukio Moriyama)

株式会社アジア危機管理サービス 代表取締役 / 名古屋盗聴盗撮調査センター代表

【専門性と実績】 企業コンプライアンスおよび内部不正調査、リスク管理の専門家。名古屋を中心に延べ300件以上の現場調査を指揮。社内には**公認不正検査士(CFE)**や**元警察OB**が多数在籍。不動産管理におけるリーガルリスク回避と、入居前オプション制度の導入支援において高い実績を持つ。

「入居後に盗聴器が発見された場合、賃貸オーナーや管理会社は『善管注意義務違反』を問われる法的リスクが生じます。入居前の有料付帯サービスとして専門調査を組み込むことは、不動産会社にとってリスク回避と、他社との強力な差別化(新規顧客獲得)を同時に達成する最善の戦略です」

■ 不動産防犯・賃貸契約に関するよくある質問(FAQ)

Q. 管理会社や大家には、入居前の盗聴器検査を行う法律的な義務はありますか?

A. 明文化された義務はありませんが、トラブル時の責任問題に発展します。民法上の『善管注意義務(借り手が安全に暮らせる状態を維持する義務)』の観点から、入居後に盗聴器等が見つかりプライバシー侵害が起きた場合、管理体制の瑕疵を追及され、信頼失墜や早期退去、最悪の場合は損害賠償を求められるリスクがあります。

Q. 不動産会社(仲介・管理)が付帯サービスとして「盗聴調査オプション」を導入するメリットは何ですか?

A. 利益率の向上と他社との強烈な差別化です。今回の調査の通り、ユーザーの81.5%が加入を前向きに検討しています。鍵交換や除菌代と同様、契約時の『安心付帯オプション』としてプロの調査を組み込むことで、成約率を下げずに客単価(付帯収益)を引き上げることが可能です。

Q. オートロック付きの新築高級マンションでも、盗聴・盗撮のリスクはありますか?

A. リスクは排除できません。外からの不審者の侵入は防げても、建築に携わった内装業者、各種設備の点検業者、あるいは交際関係のある知人や元カレなど、鍵を正規に受け取って(または一時的に借りて)室内に入ることができる人物によって仕掛けられるケースが後を絶たないためです。

不動産会社・賃貸オーナー様へ:業務提携・オプション導入のご案内

当名古屋盗聴盗撮調査センターでは、管理会社様・仲介会社様の「入居前防犯オプション」のパートナーとして、迅速かつ高精度な調査を法人特別プライスで承っております。物件の資産価値向上とリスクマネジメントをご提案します。

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