企業の情報漏洩対策に盗聴器調査は必要?法人が確認すべきリスクと対策

CORPORATE SECURITY / INDUSTRIAL ESPIONAGE

産業スパイ対策とは?
企業の機密情報を盗聴・盗撮から守る方法

技術情報・経営情報・M&A・研究開発など、 企業の重要情報を狙う情報窃取リスク。 サイバー対策だけではなく、情報が「話される空間」も含めて考えることが重要です。

産業スパイ対策というと、サイバー攻撃や不正アクセスへの対策を思い浮かべる企業も少なくありません。 しかし、企業の機密情報はパソコンやサーバーの中だけに存在するわけではありません。

経営会議で話される事業計画、M&Aの交渉内容、研究開発中の技術、 工場で扱われる製造ノウハウなど、 「人が話すこと」そのものが重要な企業情報になるケースがあります。

そのため産業スパイ対策では、 デジタル環境だけでなく、盗聴・盗撮などによる 物理的な情報窃取リスクについても確認することが重要です。

ポイント: 産業スパイ対策は「盗聴対策だけ」を意味するものではありません。 企業が保有する重要情報を、どこから・どのように守るかを総合的に考えることが基本です。

産業スパイとは?

産業スパイとは、企業が保有する技術情報、営業情報、経営情報などの 機密情報を、不正な手段によって取得しようとする行為を指します。

狙われる情報は、必ずしもデータファイルだけではありません。 重要会議で交わされる会話、研究開発部門で共有される技術情報、 工場内で扱われる製造ノウハウなども、企業にとって重要な情報資産です。

01 / INFORMATION

技術情報

研究開発、新技術、設計情報、試作品など、企業の競争力につながる情報。

02 / MANAGEMENT

経営情報

経営戦略、新規事業、M&A、資本政策、人事などの未公開情報。

03 / BUSINESS

取引情報

顧客情報、価格、契約条件、商談内容などの営業上重要な情報。

産業スパイによる情報窃取の方法

企業の情報漏洩には複数の経路があります。 そのため、一つの方法だけを想定するのではなく、 デジタル・人的・物理的なリスクを分けて考えることが重要です。

RISK 01

サイバー攻撃

不正アクセスやマルウェアなどによって、デジタル情報を取得する方法。

RISK 02

内部からの持ち出し

従業員や関係者による機密情報の持ち出し・不正利用など。

RISK 03

盗聴・盗撮

重要な会話や映像を不正な機器によって取得する物理的な情報窃取。

重要: 「産業スパイ対策=盗聴対策」ではありません。 盗聴・盗撮は、企業の機密情報を守るために考えるべき 物理的な情報漏洩リスクの一つです。

産業スパイ対策で確認したい場所

企業では、重要情報が特定の場所に集中していることがあります。 特に「機密情報を直接話す場所」は、物理的な情報漏洩対策を考えるうえで重要です。

場所 扱われる可能性がある情報
会議室 経営戦略・M&A・人事・事業提携
役員室・社長室 経営判断・資本政策・人事
研究開発部門 新技術・設計・試作品
工場 製造工程・設備・製造ノウハウ
応接室 商談・契約条件・価格情報

産業スパイ対策として盗聴・盗撮調査を検討するケース

CASE 01

M&A・事業提携

交渉内容が外部に漏れることで、企業活動や交渉に影響する可能性があります。

CASE 02

研究・開発

新製品・新技術・試作品など、競争力に直結する情報を扱っている場合。

CASE 03

競合への情報流出

社内でしか話していない情報を外部が把握しているような状況。

CASE 04

重要会議の開催

取締役会・経営会議・株主総会など、重要情報を扱う会議を控えている場合。

CASE 05

施設移転・改装

工事や設備変更などで、多くの外部関係者が重要エリアへ出入りした場合。

CASE 06

重要エリアの安全確認

盗聴されている証拠がなくても、予防的に安全性を確認したい場合。

実際の法人調査事例

M&A・事業提携前の盗聴対策

重要な役員会議およびM&A・事業提携の協議を控えた法人から、 役員会議室・役員室を対象とした盗聴器・盗撮器発見調査の依頼を受けた事例です。

電波環境の確認に加え、室内の物理確認、隠しカメラ、 設備・配線などを確認しました。

M&A・事業提携前の法人調査事例を見る →

株主総会・重要役員会議の情報漏洩対策

株主総会や重要な役員会議など、 機密性の高い情報を扱う会議の直前に 盗聴・盗撮リスクを確認した法人事例です。

株主総会・重要役員会議の法人事例を見る →

企業が行うべき産業スパイ対策

産業スパイ対策では、盗聴器を探すことだけを目的にするのではなく、 企業の重要情報がどこで扱われ、誰がアクセスできるのかを整理することが重要です。

STEP 01 機密情報を分類
STEP 02 重要エリアを把握
STEP 03 入退室を管理
STEP 04 物理リスクを確認
STEP 05 専門調査を検討
  • 重要情報を扱う場所を明確にする
  • 重要エリアへの入退室を管理する
  • 外部業者の作業・出入りを把握する
  • 重要会議前に安全性を確認する
  • 移転・改装後の重要エリアを確認する
  • 必要に応じて専門機器による調査を行う

怪しい機器・不審な状況を発見したら

社内で見慣れない機器や不審な設置物を発見した場合、 すぐに取り外したり廃棄したりするのではなく、 発見した状況を記録して、適切な担当者や専門家へ相談することが重要です。

  • 発見した場所や状況を記録する
  • 不用意に分解・廃棄しない
  • 社内の情報管理責任者へ共有する
  • 必要に応じて専門調査を依頼する
  • 情報漏洩が疑われる場合は経路を別方向からも確認する

法人の盗聴・盗撮調査では何を確認する?

法人向けの調査では、単純な目視だけではなく、 対象施設の用途や機密情報の種類、現在の懸念事項などを踏まえて 調査範囲を設定します。

01 / RF

電波・無線

無線・電波を発信する機器などについて、専門機器を使用して確認します。

02 / DEVICE

電子機器・設置物

不審な電子機器や設置物、設備・配線などを必要に応じて確認します。

03 / OPTICAL

盗撮リスク

盗撮カメラなど、光学的な情報取得につながる機器についても確認します。

重要なのは、 「盗聴器があるかどうか」だけを確認するのではなく、 企業の重要情報を扱う空間にどのような物理的リスクがあるかを確認することです。

産業スパイ対策に関するよくある質問

産業スパイ対策では何を守るべきですか?
技術情報、研究開発情報、M&A・事業提携情報、経営戦略、顧客情報など、 企業の競争力や経営判断に影響する情報を総合的に守る必要があります。
産業スパイ対策として盗聴調査は必要ですか?
すべての企業に必要というわけではありません。 一方、重要会議、M&A、研究開発など機密情報を扱う企業では、 物理的な情報漏洩リスクを確認する方法の一つとして検討できます。
盗聴されている証拠がなくても調査できますか?
重要会議前や施設移転後など、 予防的な安全確認を目的として調査を検討することもできます。
どのような場所を調査しますか?
会議室、役員室、社長室、応接室、研究開発部門など、 企業が重要情報を扱う場所を対象として、状況に応じた調査を行います。

企業の重要情報を守るために、
「空間」の安全性も確認してください。

M&A・事業提携、重要会議、研究開発、施設移転など、 企業ごとの状況に合わせて調査方法をご提案します。

法人向け盗聴・盗撮調査について相談する →

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